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村山地域摂食嚥下機能支援協議会

2025.12.26
取組場面

#日常の療養支援の場面

#認知症の対応

取組のキーパーソン

#医師

#歯科医師

#看護師

#歯科衛生士

#介護福祉士

取組の実施内容

#在宅医療・介護連携の課題の抽出

#在宅医療・介護関係者に関する相談支援

#地域の実情に応じて行う医療・介護関係者への支援

都道府県による支援状況

#情報発信・研修会の開催

#データの分析・活用支援

#その他

#医師の取り組みを介護施設で取り入れやすい体制づくりの構築

都道府県山形県 山形市
人口規模238,293
高齢者人口(65歳以上人口)73,338
高齢化率30.8 %

取組の背景

本協議会は、高齢者が最期まで自分の口から安全に食事をとることを目的に、摂食嚥下に積極的に取り組んでいた山形市医師会の会員医師が他地域・多職種を含めて医師会の事業として行うことになったもの。主に医師や歯科医師が構成メンバーだが、この取組みを地域で具体的に実現していくため、在宅医療・介護連携室ポピーは在宅医療・介護連携拠点として参画。(ポピーからは室長と副室長が参加) 嚥下内視鏡(VE)検査を通して介護スタッフの食支援の技術向上に加え、チーム形成にも効果があると感じたが、この取組みを導入するには施設側の人的負担が大きく、施設側が導入・対応しやすい体制を整える支援が必要である。(※施設のチーム形成は看取りも必要。看取りに関しても今年度は別に研修会を企画している)

取組の概要

高齢者が最後まで安全に口から食べることを目的に、山形市医師会が歯科医師会や歯科衛生士会、近隣市町村と共同で取り組む協議会に在宅医療・介護連携拠点として参画。介護職をはじめとするスタッフの技術向上を目的とした研修会の実施や介護施設でのVE検査等により、医師等支援者の摂食嚥下の技術・意識向上を目的としている。このうちポピーは研修会の運営や実施、導入介護施設への側面的な支援や調整などを行っている。

取組で苦労した点

医師が高齢者の食支援の充実のために(実績も示しながら)施設でのVE検査実施拡大に向けて介護施設にアプローチするが、介護施設側では良い取組みと認識しつつも実際には導入までの準備や実施にかかる人的負担が大きく導入が難しい側面がある。ヒアリングなども行いながら導入までの書類のひな型を作成したり、検査の準備や段取りをまとめたマニュアルを作成し、医師との間をつないだ。

取組の効果

今年度、山形市内で2施設、山形市を除く村山地域では4施設がVE検査導入の運びとなった。そのうち1施設は実施しない予定だったが、具体的な道筋や様式などを示したところ実施につながった。準備の過程で介護施設スタッフのチーム形成や意識向上なども見られ、検査対象となった絶飲食の利用者の嚥下状態と今後の取組みが示されたことで、今後の介護方針や目標(秋に再検査し干し柿を食べる、クリスマスにみんなとフロアで座位でクリスマスケーキを食べる)が明確なイメージとして共有できたり、介護スタッフも「面白かった」と前向きな感想を述べるなどの効果が得られ、今後も継続して実施していく運びとなった。ポピーとしても机上の研修会よりも効果を実感できた事例。

今後の方針

導入した施設が取組みのモデルとなって他施設からVE検査を見学していただき、地域全体の施設のチーム形成や介護スタッフの食支援への意識向上、技術向上を目指していきたい。

電話番号:023-641-5555

所属部署:山形市医師会 在宅医療・介護連携室「ポピー」

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