文字サイズの変更

検索

救急搬送時の情報提供シート

2025.12.26
取組場面

#急変時の対応の場面

取組のキーパーソン

#医師

#介護支援専門員

取組の実施内容

#切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築推進

#地域の実情に応じて行う医療・介護関係者への支援

都道府県による支援状況
都道府県和歌山県 和歌山市
人口規模356,472
高齢者人口(65歳以上人口)110,589
高齢化率31 %

取組の背景

救急活動時における介護関連施設及び在宅医療関係者と救急隊がお互いの困りごと(課題)を共有した際、一番の課題は「情報の共有」であり、解決策として、救急隊や搬送先医療機関にとって有用な内容で構成された統一様式として、「情報提供シート」を作成すべきではないかという結論に至ったため

取組の概要

いざ救急搬送を行うという際に、事前の意思確認をしておくことで、スムーズな救急搬送につなげるためのシートを消防局および救急医とともに作成。作成したシートを市内高齢者施設(主に医療職が常駐ではない有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅)やケアマネジャーに活用のための普及啓発を実施。また、救急医・救急隊・高齢者施設職員・ケアマネジャーが集まり、互いの現状の共有や意見交換を行うことで、相互理解を深めていく。

取組で苦労した点

心臓マッサージや人工呼吸器の希望など、医療に関する内容も多く、施設職員だけでは聞き取りづらい内容であるため、施設によって活用状況が異なる。かかりつけ医となる地域の医師の協力を得るため、市医師会を通じた普及も行うが、なかなか浸透しない。R5年11月からの稼働であり、少しずつ活用してくださっている事例も聞くようになったが、まだ普及が足りないように感じている。また、内容に関しても、情報過多・過少にならないようにすることが難しい。

取組の効果

市統一のシートを作成したことで、新規に作成してくださった施設や既存のシートを見直してくださった施設があり、スムーズな救急搬送を行おうと取り組む施設が増えた。また、救急隊も施設の形態や実情を知ることで、施設職員に寄り添った対応を意識していただくことにつながった。

今後の方針

高齢者施設やケアマネジャーのみならず、地域のかかりつけ医にも普及啓発をすることで、事前の意思確認の重要性およびシートの普及啓発を行っていきたい。そのためにも、救急医や救急隊など、救急の現場で活動している方との相互理解を図るためにも、意見交換できる機会を増やしていきたい。その意見を反映し、よりよい連携ツールとなるよう改訂していきたい。

電話番号:073-435-1197 073-428-0119

所属部署:和歌山市健康局保険医療部地域包括支援課 和歌山市消防局警防課

事例一覧に戻る