多職種連携による口腔の健康維持支援により在宅医療・介護連携を推進
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#切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築推進
#在宅医療・介護関係者に関する相談支援
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#地域の実情に応じて行う医療・介護関係者への支援
#他市町村の取組事例の横展開
#関係団体(都道府県医師会等の県単位の機関)との調整や市町村が地域の関係団体と連携体制を構築する際の支援
| 都道府県 | 山形県 東根市 |
|---|---|
| 人口規模 | 47,830 人 |
| 高齢者人口(65歳以上人口) | 13,433 人 |
| 高齢化率 | 28.1 % |
取組の背景
東根市健康福祉部子育て健康課に訪問歯科診療申込窓口を開設していたが、相談件数がほぼない状況となっていた。令和3年度に東根市歯科医師会より訪問歯科診療の導入について、より具体的に相談できる申込用紙を作成してはどうかと提案があり、「歯科との連携推進会議」を開催した。
取組の概要
R3年度、東根市医師会、東根市歯科医師会、山形県歯科衛生士会、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、小規模多機能型居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、東根市健康福祉部子育て健康課、福祉課が共同し、訪問歯科診療の必要性を再確認し、今後住民がより相談・申込しやすい手段を検討、東根市独自の申込様式を作成し、各種団体への周知を図った。 R4年度、「東根市医療・介護連携推進会議」にて、訪問歯科診療の申込件数が少しずつ増えたものの、実際に歯科医が自宅へ初回訪問すると、全身状態や口腔内の状況、介護状態、介護力の状況などを確認することで終了している現状があった。また、訪問歯科へ相談すべき状況なのか本人や家族、ケアマネージャー等が躊躇する場面も多いことがわかった。そのため、R5年度より隣市の天童市東村山郡医師会で開設している在宅医療・介護連携室エールの取り組みを参考とし、また協力も得ながら、かかりつけ歯科医がなく、訪問歯科診療の申し込み等を検討しているケースを対象とした「歯とお口の健康相談窓口」を開設。歯科衛生士と保健師が訪問歯科診療等を検討しているケースの自宅を訪問して相談対応を行い、必要に応じて訪問歯科診療申込手続きを行う仕組みを整えた。歯科衛生士が口腔内のアセスメントを行い、口腔内の写真データ等を添えて、東根市歯科医師会へ訪問歯科診療申込みを行うことで、歯科医が初回訪問時に、ある程度治療のイメージを持ち、必要な機材を持参して訪問することができている。
取組で苦労した点
介護関係者が口腔内の健康維持や口腔ケアの重要性を理解できるような研修会を継続的に実施しているが、ケースやその家族が口腔内の健康維持の必要性の認識が低く、訪問歯科診療の導入を提案しても導入に至らないケースが多いことが分かったため、住民向けの研修会も開催している。
取組の効果
医療・介護関係者の口腔内の健康維持への意識が高まり、「歯とお口の健康相談窓口」や訪問歯科診療の申し込みは少しずつ増加傾向。また、訪問歯科診療時に医療・介護関係者が同席するなどを通じて、医療・介護関係者の情報の共有や顔の見える関係づくりにつながっている。 また、ケースの口腔機能向上に向けて、地域リハビリテーション活動支援事業による歯科衛生士派遣の申し込みにつながる機会も増えている。
今後の方針
令和7年度の目標:住民がACPに取り組めるような支援、歯科と介護の連携推進 目指す理想像 在宅医療と在宅介護が切れ目なく利用できる東根市
メールアドレス:h-syakyo-nagomi@vega.ocn.ne.jp
電話番号:0237-41-2361
所属部署:東根市社会福祉協議会 北村山第二医療介護連携センター