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認知症の本人や家族を対象とした相談および家族会の取組

2026.03.06
取組場面

#日常の療養支援の場面

#認知症の対応

取組のキーパーソン

#地域包括支援センター職員

#その他

取組の実施内容

#在宅医療・介護関係者に関する相談支援

#地域住民への普及啓発

都道府県による支援状況
都道府県栃木県 高根沢町
人口規模28,803
高齢者人口(65歳以上人口)7,699
高齢化率26.7 %

取組の背景

軽度認知症を患っている方が、可能な限り住み慣れた家で生活できるように、本人・家族を対象に来所・訪問・電話での相談を行っている。 【もの忘れ相談センター】 グループホームには認知症地域支援推進員や認知症介護に携わる専門職が在籍しており、より専門的な目線で相談業務を実施することができると考え、町内のグループホーム2カ所にもの忘れ相談センターを設置した。 また、相談窓口が増えることで地域住民が相談しやすい環境を作ることができ、さらに地域包括支援センターの相談業務の負担軽減にもつながるという意見もあがり設置することになった。 【やわらぎの会】 認知症の介護をしている家族の会(やわらぎの会)を開催。認知症介護は介護疲れや虐待に結び付きやすいという背景があるため、介護者を支援する事業が必要と感じ開催することになった。

取組の概要

【もの忘れ相談センター】 ・介護の相談を受け、適切な介護の方法の情報提供や必要時地域包括支援センターに情報提供し介護保険の申請につなげる等を実施している。 ・認知症地域支援推進員を設置。 ・年5回の認知症地域支援推進員連絡会にて、実施報告、共有を行っている。(実施報告書は月毎に町へも提出がある) ・機能維持のため、年1回グループホーム連絡会を開催している。 【やわらぎの会】 ・認知症の方を介護する家族が、介護の悩みや不安を表出し、気持ちを供する場である。 ・認知症地域支援推進員を設置。 ・オレンジサポーター(認知症サポータ―養成講座とステップアップ講座受講者)も参加。認知症の介護を経験したことがあるサポーターを設置。 ・年5回の認知症地域支援推進員連絡会にて、実施報告、共有を行っている。

取組で苦労した点

・もの忘れ相談センターは、初年度は特に相談件数が少なく、事業の周知に力を入れた。のぼり旗を設置したり、チラシを自治会や民生委員、会議の場で配布したり、医療機関や薬局、スーパーなどにポスターを掲示したりした。 ・やわらぎの会においても参加者数が少なく、周知方法や開催場所、時間、回数等もアンケートを実施して検討した。 ・認知症施策が広まりにくい、利用しづらいという課題があり、認知症サポートガイドブック(認知症ケアパス)を作成し、認知症地域支援推進員を中心に訪問や相談対応の際に活用し、認知症施策の普及啓発を行っている。認知症サポートガイドブックには、認知症施策事業や専門医の写真やメッセージを掲載し、介護者が孤立せずに介護ができるようにと考えて作成した。

取組の効果

【もの忘れ相談センター】 ・周知の効果もあり、年々相談件数は伸びている。 ・グループホーム連絡会において、相談業務の状況を共有し、事業の課題について改善点等を話し合うことができた。来所と電話だけではなく訪問スタイルでの相談も増えてきている。 【やわらぎの会】 ・介護者が利用したいと思ったときに利用できる居場所となり、受け皿の機能が果たせている。やわらぎの会を担えるオレンジサポーターの育成もでき、体制が整いつつある。単発利用の方が多く、継続的にフォローができる体制を整えていきたいと考えている。

今後の方針

・やわらぎの会やもの忘れ相談センター、オレンジカフェの認知度・参加率を向上させ、認知症当事者やその家族の居場所として定着を図る。 ・支援を必要とする認知症当事者をチームオレンジに繋げ、地域全体で本人を支えていく体制を整える。

メールアドレス:fukusi@town.takanezwa.tochigi.jp

電話番号:028-675-8105

所属部署:高根沢町健康福祉課 高齢者・介護係

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