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認知症ケアパスの活用による認知症サポーター養成講座

2026.03.06
取組場面

#認知症の対応

取組のキーパーソン

#地域包括支援センター職員

取組の実施内容

#地域住民への普及啓発

都道府県による支援状況

#その他

#各専門職の派遣による助言

都道府県長野県 辰野町
人口規模18,289
高齢者人口(65歳以上人口)6,983
高齢化率38.2 %

取組の背景

認知症サポーター養成講座を開催しているが、「認知症になるのは嫌」「認知症になると何もわからなくなるから困る」「認知症になりたくないから予防を教えて」との感想が多く、認知症の人は何もできない人というイメージが意図せず伝わってしまっている状態。そのためか、認知症を隠したり、閉じこもってしまったりする方が多い印象。町職員自身も、養成数を増やすことを目標としていたため、養成講座の方法や内容についてまで検討ができていなかった。認知症ケアパスも作成したが、認知症の症状と町のサービス等にとどまり当事者の気持ちを伝えるものではなかった。

取組の概要

・県より各専門職の派遣をいただき辰野町の現状と課題を整理。町職員自身が、「認知症の人」にこだわりすぎていたことや、国の示す方針よりも実行することに注視している傾向がわかった。 ・認知症サポーター養成講座を標準テキストだけでなく、サブテキストとして認知症ケアパスを当事者の想いも伝えるものに作り替えた。 ・キャラバン・メイトとともに、どう伝えていくか検討を行い現在活動を行っている。

取組で苦労した点

意図せず伝わっていたイメージを、紙面でどう伝えられるか工夫が必要だった。紙面だけで伝えにくい部分に関しては、サポータ養成講座では本人の想いを語っている動画を利用したり、グループワークなどを行いながら当事者の理解を深める活動を実施している。

取組の効果

町職員も、国はなぜこのような方針を示しているのか等背景を考え、町にあった方法を検討することができるようになった。認知症ケアパスに関しては、当事者の気持ちを伝えたことでキャラバン・メイトからも、当事者視点に対して評価を得ている。認知症サポーター養成講座では、サブテキストとしてケアパスを利用したり、当事者の動画用いながら行うことで、認知症の人は何もできない人ではないとの感想が増えてきた。また、サポーター養成講座から地域の人が、認知症の人をどう支えたらいいか、自分が認知症になった時どう地域に支えてほしいか等の意見も聞かれるようになりチームオレンジの発展を目指している。

今後の方針

町内医療機関への説明および設置の依頼ができていないため、今後設置をして、医療機関診断後~窓口相談までの空白期間の縮小を図りたい。当事者の気持ちを理解することに関しては理解が深まってきていると感じるが、当事者の望むことの実現に力を入れ、「認知症になっても大丈夫」と思えるようなまちづくりを行っていきたい。

電話番号:0266-41-1111

所属部署:辰野町保健福祉課高齢者相談支援センター

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