在宅医療・介護連携支援センターが事前指示書・ACP普及啓発アニメを地元高校生とともに作成
#看取りの場面
#医師
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#地域住民への普及啓発
| 都道府県 | 京都府 宇治市 |
|---|---|
| 人口規模 | 180,943 人 |
| 高齢者人口(65歳以上人口) | 54,576 人 |
| 高齢化率 | 30.2 % |
取組の背景
・宇治市・城陽市・久御山町を圏域とする宇治久世医師会では、平成26年度より看取り委員会を設置。 ・同医師会では、平成29年1月に事前指示書「わたしの想い」のチェック式ひな型を作成。人生の最終段階まで自分らしく生きることができるよう、終末期に望む医療やケアについて元気なうちに意思を記載するもの ・宇治市、城陽市、久御山町の委託を受け、平成30年に同医師会内に宇治久世医療介護連携センターが開設 ・同センターでは、事前指示書を作った上で「人生会議(ACP)」を繰り返し開く必要性を呼びかけている ・令和6年、事前指示書のさらなる普及に向け、地元高校生の協力のもと、アニメでわかりやすく解説動画を作成
取組の概要
・平成29年に同医師会が事前指示書・ACPの普及啓発のために作った演劇をアニメ化 ・アニメ制作は宇治市内の高校生。映像研究部の生徒が担当 ・アニメの登場人物は、寝たきり状態の90歳男性とその家族、在宅医や訪問看護師、ケアマネジャー等。男性が救急搬送された歳、事前指示書によって本人の意思がどのように反映されたかを描く ・同センターに所属する医療・介護関係者(医師・歯科医師・薬剤師・訪問看護師・ケアマネジャー)や行政職員(市町・保健所)が声を担当 ・令和6年10月にアニメ完成。ユーチューブで公開
取組で苦労した点
絵画の作成について、地域で作成となると、高校の美術部若しくは芸術高校への依頼になるので、選定基準には十分その作成に時間を割けること、専門家若しくはクラブの顧問等の協力が得られることが必要であった。センターにも期日の制約があり、学校側にも時間の余裕がなく、無理を聞いていただける京都芸術高等学校に決まった次第である。学校の卒業も迫ってきていたため、センターの無理を聞いていただいた京都芸術高等学校の皆さんに深く感謝している。 ”わたしの想い“の作成に関わられた皆様に深く感謝している。
取組の効果
宇治久世医療介護連携センター(以下センター)では、地域住民の在宅医療、在宅療養介護および施設療養等を含め、医療と介護との連携をスムーズに行うために設立されたものである。その中で看取りを中心に自宅での本人の意志を尊重し、人生の価値観を護り、送り方等を悟るためのツールとして使われるために”わたしの想い“がセンターで考案された。 地域の力でこれを作成しようと、計画が進んだ。作成には絵画の技術的な問題があり、絵画の専門家からの指導もしていただけることから、京都芸術高等学校に依頼した。映像に関しては専門家に依頼し、音声はセンターのスタッフで協力して入力した。 こうして地域の力を結集して出来上がったものがアニメ”わたしの想い“である。
今後の方針
・ユーチューブでの公開継続 ・市民向け講座で活用 ・高齢者はもちろんのこと、アニメをきっかけに若い人を含め幅広い世代に人生の最期をどのように迎えるのかを考えてもらえるように、有効活用していきたい
補足資料のリンク
なし電話番号:0774-22-6487
所属部署:宇治久世医師会