複合的な課題への多職種連携の応用
#その他
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#地域の医療・介護資源の把握
#在宅医療・介護関係者に関する相談支援
| 都道府県 | 岩手県 釜石市 |
|---|---|
| 人口規模 | 29,902 人 |
| 高齢者人口(65歳以上人口) | 12,061 人 |
| 高齢化率 | 40.3 % |
取組の背景
釜石市では、チームかまいしによるコーディネート手法を、一次連携・二次連携・三次連携として、継続した取組を行ってきた。また、チームかまいしでは医療、介護、福祉等の資源把握を行ってきた。 近年、高齢者の生活課題に関するケースの中でも、高齢者だけでなく、同居している家族等を含む、障害や生活困窮など、複合的な福祉課題が混在しているケースが増加している。 また、高齢者の課題についても、独居高齢者や身寄りのない高齢者の課題が顕在化してきている状況となっており、これまでの支援方法とは異なるアプローチが必要となってきている。
取組の概要
複数の福祉課題が混在しているケースの場合、市役所内でも複数部署における情報共有や連携が必要となってきている。 これまでのチームかまいしによる、連携手法を活用して、チームかまいしと他の福祉部署での打合せを一次連携と位置づけ、それぞれの部署における業務や立場を聴取し、連携を必要とする複数部署が、まずは双方の業務内容の理解度を高めるための調整から着手している。 必要に応じて複数部署をつなぐ二次連携を行い、情報共有と調整の上で、支援方法や役割に関する合意形成を促進している。
取組で苦労した点
複合課題のあるケースの場合、関係部署間で様子を見合ってしまうことにより、「どの部署が主で担うか」が不明確となりギクシャクすることが多い。 関係部署間で双方の業務内容や立場を理解し合う関係性をつくることが重要である。
取組の効果
庁内の障害福祉や生活保護の担当部署と病院連携室との二次連携のコーディネートといった、庁内の関係部署と医療機関をつなぐ連携支援を取組の一つとして実施している。 釜石市では、チームかまいしが把握してきた情報や経験を活用して釜石市重層的支援体制整備事業実施計画案が作成された。
今後の方針
今後も複合的な課題のある世帯は増える見込みであるため、職員を対象としてコミュニティソーシャルワーカー研修を実施するなど市全体での組織的な体制を検討している。