災害時における支援活動のハブとしての役割
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#薬剤師
#その他
#切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築推進
#在宅医療・介護関係者に関する相談支援
| 都道府県 | 岩手県 釜石市 |
|---|---|
| 人口規模 | 29,902 人 |
| 高齢者人口(65歳以上人口) | 12,061 人 |
| 高齢化率 | 40.3 % |
取組の背景
平成23年の東日本大震災の際に、釜石医師会や釜石薬剤師会と市の協働体制により「釜石市災害対策本部医療班(以下、「医療班」という。)が設置された。 上記医療班には、医師会の災害対策本部長と行政担当者が常駐し、今でいう「保健医療福祉調整本部」の役割を担い、県外から派遣される災害派遣医療チーム等のコーディネートや各種団体が支援活動を行う上で課題解決支援を行った。 医療の専門職と災害時にあらゆる情報が寄せられる行政機関の連携により医療班は機能した。 当時の医療班の取組が、医師会と行政の連携による「チームかまいし」へとつながっている。
取組の概要
令和7年11月、岩手県総合防災訓練が釜石大槌地域を会場に開催されたことに合わせて、当時の「医療班」の活動を再現し役割を再確認することを目的に、「釜石市保健医療福祉調整本部訓練」を実施した。 調整本部には、釜石医師会、釜石薬剤師会、行政担当(チームかまいし担当者)が常駐し、外部から派遣されるDMATのほか県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会、日赤、DWAT、DPAT、ICAT、JRAT等の協力を得て受援調整訓練を行った。
取組で苦労した点
東日本大震災から15年が経つ中で、当時の取組を知る人が減る一方で、災害時における連携拠点の役割について整理がされていなかった。
取組の効果
市の災害対策本部に隣接する場所に設置することを想定した訓練を実施することで、情報共有の迅速性や効率性を意識した運用をシミュレーションできた。 訓練を通じて、市の調整本部の機能と役割について、市内外の関係者に周知することができた。
今後の方針
年1回の調整本部訓練の継続を目標としている。